- 総監は、基本的に受験者が既技術士で合格率○○%?
- 初めて総監の記述式問題を見たらどう感じる?
- 後回しにしてきた総監、どうする?受験の契機は何?
社会人になるまで技術士の存在も知らなかった、一級建築士のKayが技術士(建設部門)に続いて総監部門を取得した経緯を体験をもとに綴っていきます。



そうかんたんにはいかない

総監のイメージ。建設部門を目指していた頃の自分には、とてつもなく高いハードルだと勝手に思い込んでおりました。建設部門の受験時代、とあるスクールの最初のガイダンスでは総監と一般部門の受験生が合同で行われておりました。とある参加者の受験部門が総監と聞くだけで「すげぇ…」とか思っていたものです。そんな人たちが幾度となく挑戦しては落ちている…と聞いているうちに、

相当難しい試験なのだ
…と己の中で印象が作られていきました。
総監取得の通常ルートは、一般部門の技術士を取得してから受験する流れです。一般部門と併願受験して同時取得するケースもありますが、現実的にかなりハードです。受験者が既技術士で、例年の合格率がざっくり10~15%であることから、



そうかんたんにはいかない
…とはよく言ったものです。
総監の記述式問題を見てみた


日本技術士会のHPに掲載されている記述式の過去問題を見ると、「なんだこりゃ…!」というリアクションでした。最初に見たのは、国際イベント関連事業をテーマとする2015年の記述問題で、問題文の長さと小設問の細かさに圧倒されました。建設部門とも雰囲気がまた違う、とても異質な試験に思えたのです。
「挑戦するなら、覚悟を決めてから」と思っていました。あの過去問を見て、



中途半端な想いで何かの片手間で合格できる試験ではない
…と改めて察知しました。ネット界隈を覗いていけば、



一般部門も総監もほとんど勉強せずに取得しました
…的なコメントもどこかでは見かけるでしょう。しかし、そこは自身の能力を良くも悪くも把握していたつもりです。建設部門であれだけ苦しんだのも自分、総監を受験するのも同じく自分、である以上、惑わされることはありませんでした。
受験環境、ととのう


そうした一方で…
- 前述の民間資格を順調に取得できた…
- 日々の業務でも徐々に管理が板についてきた…
- 遊ぶ趣味はまぁもう満喫できた…
…という具合に環境が整い、いよいよ総監を目指そうとなっていきました。
取得すると覚悟を決めたなら、次は手段です。
まとめ
- 受験者が既技術士で合格率は例年10~15%。そうかんたんにはいかない。
- 総監の記述式の問題は、非常に長文で設問が多く細かい。何かの片手間で合格できる試験ではないと直感で…
- 受験環境は整ってきていた。覚悟もできてきたのであとは手段…
次回は…


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