【技術士建設部門/回答要点編】⑥建設部門(施工計画)/2020・2019年/選択Ⅱ‐1/回答要点

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  • コンクリート構造物の劣化を生じさせない対策とは?
  • 多様な入札方式の種類とそれそれの特徴や留意点とは?
  • Kayが自らの技術士取得の体験も交え、最近の問題に斬り込み、回答要点を発信していきます。

前回までの話は…
①建設部門(施工計画)/2022年/必須Ⅰ/回答要点
②建設部門(施工計画)/2021年/必須Ⅰ/回答要点
③建設部門(施工計画)/2020年/必須Ⅰ/回答要点
④建設部門(施工計画)/2019年/必須Ⅰ/回答要点
⑤建設部門(施工計画)/2022・2021年/選択Ⅱ‐1/回答要点

目次

建設部門(施工計画)/2020年/選択Ⅱ‐1/回答要点

 今回は、選択Ⅱ‐1の2020年と2019年になります。各1問の回答要点を今回も示していきます。では、ご覧ください。

2020年 選択 Ⅱ‐1‐4

鉄筋コンクリト構造物の劣化機構について次のうちから2つを選び、それぞれについて、劣化現象を概説せよ。また、選んだ劣化機構について、劣化を生じさせないよう事前に取るべき対策を各2つ以上述べよ。

(1)中性化

(2)塩害

(3)凍害

(4)化学的侵食

(5)アルカリシリカ反応

回 答 要 点 

(1)中性化

現象:大気中の二酸化炭素がコンクリ‐ト内に侵入し、セメント水和物との炭酸化反応により、コンクリ‐ト空隙中の水分のpHを低下させる。この結果、鋼材表面の不動態被膜が破壊され、酸素と水分供給により腐食が進行

対策

W/Cを小さくし、コンクリ‐トの緻密性を向上

柱と梁交差部の過密鉄筋部などの納まりを詳細に検討し、適正なかぶり厚を確保

型枠脱型及び養生期間後、含浸材を塗布し、二酸化炭素の侵入を抑制

(2)アルカリシリカ反応

現象:セメント中のアルカリが水和反応の過程で、強アルカリ水溶液としてコンクリ‐ト空隙に溶け出す。これと骨材中のアルカリシリカ反応性物質との反応により、異常膨張を引き起こし、ひび割れ発生

対策

①反応抑制効果のある混合セメントを使用

②アルカリ総量3.0㎏/㎥以下に

建設部門(施工計画)/2019年/選択Ⅱ‐1/回答要点

2019年 選択 Ⅱ‐1‐2

国土交通省が進める「多様な入札契約方式」について、以下(1)~(4)の各方式の中から2つ選び、それぞれの方式の概要、特徴・効果、並びに実施上の留意点を述べよ。

(1)CM方式

(2)事業促進PPP方式

(3)設計・施工一括発注方式

(4)ECI方式

回 答 要 点 

(1)CM方式

概要:CMrが技術的な中立性を保ちつつ、発注者側に立って設計の検討や工事発注方式の検討、工程管理、コスト管理などの各種マネジメント業務の全部または一部を行う方式。

特徴・効果:CMrが出来高査定や実費精算などの支払い管理→コストの透明化。

留意点:工事目的物の契約不適合が生じた際の責任所在を巡る紛争→事前に発注者、CMR、設計者、施工者のリスク分担の明確化必要。

(2)設計・施工一括発注方式

概要:従来、分離すべきとしていた設計と施工を一括して発注する方式。

特徴・効果:①受注者が得意とする施工方法を設計に反映→品質・コストのメリット ⓶設計段階から施工準備が可能→工程短縮。

留意点:受注者の独自技術を活用させると、品質やコスト評価の客観性が乏しくなるケ‐ス有→専門性を有する第三者による評価が必要。

 次回、鬼門の選択Ⅱ‐2になります…

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