【技術士建設部門/回答要点編】⑤建設部門(施工計画)/2022・2021年/選択Ⅱ‐1/回答要点

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  • 新たな発注方式であるECI方式の留意点とは?
  • 建設キャリアアップシステムのメリットとは?
  • Kayが自らの技術士取得の体験も交え、最近の問題に斬り込み、回答要点を発信していきます。

前回までの話は…
①建設部門(施工計画)/2022年/必須Ⅰ/回答要点
②建設部門(施工計画)/2021年/必須Ⅰ/回答要点
③建設部門(施工計画)/2020年/必須Ⅰ/回答要点
④建設部門(施工計画)/2019年/必須Ⅰ/回答要点

目次

建設部門(施工計画)/2022年/選択Ⅱ‐1/回答要点

 今回から、選択問題Ⅱ‐1に入ります。同じく回答要点を示します。1枚論文なので、今回記事だけで、2022年と2021年の2年分(試験運用の通り、各年度とも4問の中から1問を選択)を掲載します。

2022年 選択 Ⅱ‐1‐2

公共工事における契約方式として、最近用いられているECI方式について概説せよ。また、その実施に当たっての留意点を述べよ。

回 答 要 点 

(1)概要

・実施設計の段階から施工者(優先交渉権者)が技術協力として参加する方式

・発注時に仕様の確定が困難な事業に対して適用

・設計者と施工者の2者協力のもと、仕様等を明確化

・発注者は、設計者と実施設計業務契約を締結し、施工者とは、まず技術協力業務の契約を締結し、実施設計後、価格交渉が成立し次第、随意契約により工事請負契約を締結

(2)実施に当たっての留意点

・意匠面やコスト面に起因する両者間の仕様協議が難航した場合、発注者による調整や仲裁が必要

・実施設計完了時コストの当初予算からの大幅超過の防止に向けた統制が必要

・優先交渉権者と最終的な工事請負契約に至らなかった場合、再選定とそれに伴う工程組直しが必要

建設部門(施工計画)/2021年/選択Ⅱ‐1/回答要点

2021年 選択 Ⅱ‐1‐2

 「建設キャリアアップシステム」について、導入の目的とシステムの概要を説明せよ。また、技能者と事業者のおのおのにとってのメリットを説明せよ。

回 答 要 点 

(1)導入目的

建設業に関わる技能者の資格・社会保険加入状況・現場の就業履歴などを登録・蓄積し、技能者の適正な評価や建設事業者の管理負担軽減に寄与

(2)概要

技能労働者の就業履歴や職種、保有資格、社会保険加入状況などのデ‐タベ‐ス

・建設産業として統一したル‐ルの設定

・技能労働者にICカ‐ドを交付し、本人情報の履歴を蓄積

・2019年から本格運用を開始し、国交省としてモデル現場を30選定

・建退共とも連携し、技能者への退職金の支払い円滑化

(3)メリット

技能者

・経歴や資格の可視化により、自らへの適正な評価や処遇に寄与

・自己の経歴情報の更新や保存が容易

・技能者の公なランク分けに伴い、スキル向上へのインセンティブに

事業者

・技能者の経歴、資格、社会保険加入状況がデジタル上で容易に把握でき、業務負担が軽減

・発注者や元請業者に対する施工能力や適正のPRが容易に

 次回、2020年と2019年を示していきます…

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