【技術士総監部門/傾向分析編】④勝敗の分かれ目 前編

当ページのリンクにはPRが含まれています。

・択一式は、どれくらいの準備をすれば合格できる?

・記述式の得点につながるポイントは?

社会人になるまで技術士の存在も知らなかった、一級建築士のKayが技術士(建設部門)に続いて総監部門を取得した体験をもとに傾向分析や対策を綴っていきます。

前回まではどういう話?
①直近10年の出題テーマと今後予想…
②本番の設問の切り口と対処方法 前編
③実際の設問の切り口と対処方法 後編

目次

択一式の一つの目安

 まず、本試験は、択一式記述式の合計点が60%以上で合格です。50:50の配点比重で、それぞれに足切り点はないため、極論でいうと、択一式20%、記述式100%(あるいはその逆)でも合格になります。

 私の実体験から言うと、択一式で67.5%でしたので、記述式は少なくとも52.5%以上の得点率だったことが分かります。やはり心理面で言えば、試験の前半戦かつ点数が明確となる択一式で稼いでおきたいところです。私は過去問題を2回繰り返し、おおむね9割を得点できる状態で本番に臨みました。

 9割というと、40問中36問の正解です。一部の見たことも聞いたこともない用語の問題や難解すぎる問題を除けば、まぁほぼ正解できる状態、ということになります。

 本番では、結果的に67.5%ですが、合格体験編で述べた通り、天からの救いを除いた妥当な実力としては60%です。天からの救いを最初から計算に入れないとすると…

Kay

私の実体験上、
過去問で90%になる準備をして本番で60%…

 ゼッタイの基準ではありませんが、なんとなくの目安にはなるのではないでしょうか?参考に、この年度の最終合格率は9.8%でした。

記述式の得点UPポイント

 あとは、記述式ですが、こちらの採点基準は特に明確になってはいません。ただ例年、問題本文の最後に、以下の様な文言があります。

書かれた論文を評点する際,考察における視点の広さ②記述の明確さ論理的なつながり,そして論文全体のまとまりを特に重視する。

総監 試験問題文より抜粋

 私なりにかみ砕いて解釈すると以下の様になります。

①考察における視点の広さ

👉5管理を出来るだけ多く論じているか

②記述の明確さ

👉問題文の要求に沿っているか

③論理的なつながり

👉取り上げた事業と、課題、解決策、二次リスクなど、矛盾なく一貫性があるか

④論文全体のまとまり

👉文量に偏りはないか、読みやすく書かれているか

 あくまで『特に重視する』とあるので、これ以外の要素もなくはないのでしょうが、①~④が特に得点に直結する要素なのだと推察されます。練習問題を解く時点から、意識しておくと良いと思います。

 の補足でもありますが、例年の問題文には、『総合技術監理の視点から問いに答えよ』ともあります。さらに、『総合技術監理の視点』については、問題文でしっかり説明されており、いわゆる5管理に基づくものとなっています。

まとめ

・私の実体験上、択一式は過去問で得点率90%の準備をして本番で60%

・記述式の得点UPには、「特に重視する」項目に注目

 次回は…

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次