【技術士総監部門/傾向分析編】①直近10年の出題テーマと今後予想…

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・2019年に技術士の試験制度改正によって、総監試験はどう変わる?

・最近は、どの様なテーマが出題されている?

・今後は、どの様なテーマの出題が予想される?

・設問の問われ方に最近の傾向はある?

社会人になるまで技術士の存在も知らなかった、一級建築士のKayが技術士(建設部門)に続いて総監部門を取得した体験をもとに傾向分析や対策を綴っていきます。

目次

試験制度改正によって総監はどう変わる…?

 技術士の試験制度は、直近で2019年に改正がありました。技術士のコンピテンシーの有無を試験で確認する方式になった訳ですが、総監単体としてはその影響による変化は見られません

 厳密には…

Kay

コンピテンシーは、総監の選択科目(専門としている一般部門)の試験で既に確認済みなので、
敢えて重複して確認しない

…という理解が妥当かと思います。

参考に、日本技術士会の発表資料をご確認いただければと思います。

平成31(2019)年度 技術士試験の概要について

直近10年の出題テーマ

 なので、総監は試験制度としての大きな変更はなく、あとは最近の出題傾向を押さえれば良いと思います。直近10年の出題テーマと設問内容を下表にまとめましたので、参照いただければと思います。

年度テーマ設問内容
2013メンテナンス事業メンテ事業のステージ毎の課題解決
2014人口減少での更新事業社会影響と更新計画での対応策
2015国際イベント関連事業作業ステップ毎のリスクと対応
2016新技術導入過去、近い将来、遠い将来の導入影響
2017SDGs過去・現在・将来の課題解決
2018働き方改革働き方改革の課題、解決方策、影響
2019ヒューマンエラーエラー事例、今後発生のリスク・対策
2020自然災害伴うリスク・対策、実施計画・優先順位
2021データ利活用現在事業、将来事業でのデータ利活用
2022DX推進過去の変遷、現在の利点・問題点、DX推進計画

表:過去10年の出題テーマと設問内容

 この表から、全技術部門に共通する概念で、かつその時期のトピックが出題テーマに選ばれやすいのが分かりますね。

今後の出題が予想されるテーマ

 出題テーマに選ばれやすいのが、全技術部門に共通する概念で、かつその時期のトピック…。この観点から、今後の出題される可能性のあるテーマを私なりに挙げてみます。

  • 感染症対策
  • 倫理違反
  • 急激な為替や物価変動
  • 労働形態の多様化
  • ゼロカーボン


…などが予想として挙がるかもしれませんね。試験問題の作成時期からして、その年の5月くらいまでの世の中のトピックは出題の対象になる可能性があります。

過去・現在・将来に課題を分ける

 この10年間では、過去・現在・将来という具合に、時間軸に分けてリスクを抽出させるケースが多く見受けられます。前述の過去10年の試験問題の大半がこのような時間軸に分けた問いかけがなされています。試験対策としては、この点を念頭に準備しておく必要があります。

  • 過去の事業・プロジェクトで発生した課題(リスク)とその対策
  • 現在、または直近の事業・プロジェクトで発生している課題(リスク)とその対策
  • 将来、起こりうる事業・プロジェクトの課題(リスク)とその対策

 具体的なネタの抽出事例などは、別途お伝えする予定です。

まとめ

  • 2019年に技術士の試験制度改正があったが、それによる総監試験に大きな変化は見られない。
  • 出題テーマは、全技術部門に共通する概念で、かつその時期のトピックが選ばれやすい。
  • その年の5月くらいまでの世の中のトピックが出題テーマになる可能性はある。
  • 課題(リスク)の抽出は、時間軸(過去、現在、将来)に分けて挙げさせるケースが多い。

 次回は…

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